2019年04月23日
金田一少年の事件簿R×takarush BLACK LABEL 電脳九龍城怨念遊戯殺人事件
昨年開催されていた電脳九龍城財宝殺人事件の続編ですが、前作をプレイしていない方でも楽しめる内容です。
以下レビューです。ネタバレはありません。

1プレイは変わらず1500円。
いつも通りのメダルチケットやネットカフェ割引券がついているのでとてもお得。
コスパは謎解き界トップクラスです。

主催は前作と同様タカラッシュブラックレーベルさん。
謎解きの感想ですが、今回もかなりボリュームがありました。
慣れている私でさえ5時間ほどかかったので、初心者の方は朝からスタートしたほうが良さそうです。
その日のうちに終わらなくても後日続きから開始することも可能です。
推理パートがとても複雑で、実際に捜査や推理をしている感が味わえます。
逆に言うとすこし面倒に感じる方もいるかもしれません。
謎解きレベルは最後の大謎以外は簡単で、ラストだけやや高め。
ヒントも用意されているので初心者でも安心です。
前回同様「同じ謎を別角度から解くと違う答えに行き着く」
というギミックが良かったです。
明智パートと金田一パートというストーリーがうまく活かされていました。
また、今回は珍しく設問にミスがありました。
ストーリーブックの番号と回答欄の番号が合っていないという間違いです。
タカラッシュさんに問い合わせたところ
「クオリティ向上のため途中で内容を一部変更したため」と回答がありました。
実は私はサービス開始直後(11月)にキットを購入しスタートし、途中まで進めた後
別の日(3月)にその続きをプレイしたんですね。
旧Ver.版キット購入
↓
(内容変更でキットが切り替わる)
↓
新Ver.追加キット入手
↓
旧Ver.と新Ver.が混ざることになり矛盾が発生
ということのようです。以前購入して続きをプレイする方はご注意ください。
ラストの真犯人の回答はちょっと理不尽でした。
必ずしもそうとは言えないのでは?という回答です。
おそらく途中で内容を変更したというのはこの部分の指摘があったため修正が入ったのではないでしょうか?
新Ver.のキット内容が確認できていないのでわかりませんが。
もしご存知の方がいらっしゃいましたらメールかDMで教えていただけると幸いです。
また、今回初の試みとして1200円でアフターストーリーを楽しめる「持ち帰り謎」が販売されています。
ウェアハウス現地ではなく、家に帰ってから冊子を見て謎を解き、追加ストーリーを楽しむというものです。
せっかくなので私も購入し挑戦してみました。
内容は、本編内で登場したゲームの内容をモチーフにしたもの。
謎のボリュームは5~60分程度で解ける程度のものです。
本編の1500円でのクオリティと比べるとちょっと割高です。(本編のコスパが異常に良すぎるだけなのですが)
半額の600円くらいなら良いかな?という印象。
アフターストーリーも特に重要な話は出てこないので、特別熱心なファンでないのであれば特に買わなくてもOKです。
九龍城の謎解きは今回で第5弾目です。
1.電脳九龍城からの脱出(SCRAP)
2016年12月2日(金)~2017年2月28日(火)
2.電脳九龍城からの脱出2(よだかのレコード)
2017年4月21日(金)~ 2017年9月3日(日)
3.金田一少年の事件簿R×takarush BLACK LABEL 電脳九龍城財宝殺人事件 (タカラッシュ)
2017年11月2日(木)~2018年7月1日(日)
4.電脳九龍城からの脱出3 LOST BIBLE(よだかのレコード)
2018年7月6日(金)~ 201810月28日(日)
5.金田一少年の事件簿R×takarush BLACK LABEL 電脳九龍城怨念遊戯殺人事件 (タカラッシュ)
2018年11月2日(金) ~ 2019年5月12日(日)
私は第2弾以外はすべて参加しているのですが、評価は
1 > 3 > 5 > 4 です。
初代や前回の金田一コラボの評価が高いためこの順位になっていますが、
内容・ボリューム・ストーリー共にかなりクオリティの高い謎解きでした。
最後の大謎だけが残念でしたが、おそらくそれも後期版では改善されている?はずです。
最後に明らかに続編を匂わせるストーリーで終わっていたので、次回も予定されていると思われます。
今から続編が楽しみですね。
電脳九龍城怨念遊戯殺人事件は5月12日まで開催中。
謎解きファンも金田一ファンもそうでない方も、体験する価値アリの謎解きゲームです。
ぜひ参加してみてくださいね!